解決事例
インターネット
匿名掲示板の書き込みの削除
相談前
問題の書き込みは、代表者やその会社に対するイメージを著しく低下するものであり、会社の取引関係を維持できなくなるのではないかと懸念されてのご相談でした。
相談後
問題の書き込みが、ご相談者の名誉を毀損したり名誉感情を侵害したりする違法な投稿である可能性がありました。依頼者の意向を踏まえ投稿者を特定することになりました。
まずは、匿名掲示板の運営会社に対し、IPアドレス等の開示するよう求めたところ、開示を受けることに成功しました。 次いでそのIPアドレスを手がかりにアクセスプロバイダを特定し、当該プロバイダに対して契約者の氏名・住所等の開示を求める訴訟を提起しました。
問題の書き込みが依頼者の名誉等を違法に侵害するものであることについて、丁寧に主張立証した結果、無事、アクセスプロバイダの契約者情報の開示を受けることができ、示談交渉に進むことができました。
金子 智和 弁護士からのコメント
※守秘義務の観点から、事例の一部を修正しています。
※事務所として対応いたしました。
匿名掲示板の書き込みに対し削除申請する場合、個人で申請を行うと「削除を申請されたこと」自体が掲示板に書き込まれる場合があります。そのため、弁護士が対応しているということや、法的戦略に基づく的確な主張立証が、交渉において大切です。匿名掲示板の誹謗中傷等でお悩みの方は、一人で対応しようとする前に、一度弁護士への相談をご検討下さい。
実名報道を引用したブログ記事の削除
相談前
逮捕で実名報道されてしまった個人の方からご相談をいただきました。すでに実名報道をした報道サイトの記事は削除されていましたが、当該記事を引用したブログには、ご相談者の実名とともにご相談者を中傷する内容が記載されている状況でした。
相談後
相談者が置かれている状況を詳しくご説明頂き、ブログ記事によってどのようにお困りになっているかをお伺いしました。ブログ運営会社に対して、当該記事の記載から投稿者のいかに名誉権を侵害する違法なものであるのかを詳細に説明しました。その結果、削除請求をした5日後には当該記事が削除されました。
金子 智和 弁護士からのコメント
※守秘義務の観点から、事例の一部を修正しています。
※事務所として対応いたしました。
実名報道のようなケースでは、クライアントのプライバシーと名誉を守るために迅速に行動する必要があります。また、法的な専門知識は不可欠であり、的確な法的戦略を立てた上で対応を行うことが大切です。 プライバシーの侵害に関わる記事や投稿でお悩みの方は、ぜひ弁護士にご相談下さい。