後遺障害
交通事故などによるケガが治った後も、体に不調が残ってしまうことがあります。これを「後遺障害」といいます。
たとえば、骨折が治った後も関節がうまく動かなかったり、事故の恐怖体験からPTSDやうつ病を発症したりするケースも後遺障害に含まれます。
後遺障害には、大きく分けて2つの種類があります。まひ、感覚障害、言語障害、意識障害などの神経系統の障害と、関節の動きが悪くなる、骨が変形するなどの運動機能の障害です。そのほか、視力や聴力の障害、容貌の醜い傷跡なども後遺障害として認められることがあります。
後遺障害の程度は、症状によって1級から14級までの等級に分けられます。等級が高いほど、障害の程度が重いと判断されます。
後遺障害等級は、損害賠償請求や各種支援制度を受ける際に重要な要素となります。
もし、事故の後も体に不調が続く場合は、医師に相談し、適切な治療と後遺障害の認定を受けるようにしましょう。
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