解決事例
裁判・法的手続
労災直後の対応による早期かつ適切な解決を実現
相談前
相談者は製造業に従事していました。相談者が点検作業等をしていたところ、他の従業員が安全確認と機械の操作を誤って積荷を崩してしまい、相談者が積荷の下敷きとなってしまいました。相談者は、この労働災害によって骨盤骨折等の重傷を負い、入院を余儀なくされました。相談者が大怪我を負いながら、会社側からは事故状況や今後の補償等について十分な説明もないことに不信感を抱き、当事務所にご相談されました。
相談後
労災直後から交渉代理を担当し、入通院治療中のサポートを通じて適切な後遺障害等級の認定を得た上で、会社側と示談交渉を重ね、請求額の大半を示談交渉によって獲得することができた事例です。
労災直後からの対応
交渉代理による負担の軽減
本件では、労災直後から代理人として対応し、会社側との交渉によるご負担の軽減や、労災に関する記録の保全等を行いました。
入通院治療アドバイス
後遺障害申請サポート
労災直後から代理対応した結果、入通院治療時に必要な医師の意見書の作成や、後遺障害認定申請時に重要な要素の記載の不備等がないかを確認し、適切な後遺障害等級の認定を得ることができました。
適切な損害額の算定
会社との交渉対応
後遺障害認定後、被害者の損害額を過去の裁判例等に照らして算定し、会社側との示談交渉を行いました。
田中 佑樹 弁護士からのコメント
※守秘義務の観点から、事例の一部を修正しています。
※事務所として対応いたしました。
被害者の方だけでなく、ご家族も労働災害に遭ったことでそれまでの生活が一変してしまいました。被害者を始めとする皆様のご負担を軽減するとともに、早期に証拠の保全をするために労働災害直後から担当することで、入通院治療時に確認すべき事項等を整理でき、適切な後遺障害等級が認定されました。また、事案の詳細を把握することができたために、会社側との示談交渉も円滑に進めることができ、結果として既払い金を除いて約3,000万円の賠償金を獲得することができました。
労働災害でお悩みの方は、ぜひ弁護士へ相談してください。