解決事例
借金・債務整理
投資トラブルによる自己破産
相談前
職場の先輩から不動産投資を進められ、不動産投資を開始。投資開始後、返済原資を手出しすることになった結果、別途、不動産投資を行うことになり、合計5件の不動産に投資することとなった。
ところが、毎月の返済資金は不足する一方で、首が回らなくなったため弁護士へ相談を行った。
相談後
不動産の資産価値を確認したところ、全ての借金返済を行うことができない状況であったため、自己破産を行うこととなった。
佐々木 輝 弁護士からのコメント
現在、メディアでもよく取り上げられている投資トラブルによる自己破産事件でした。将来の不安をあおり、不動産投資であれば不動産という資産もあるから絶対に大丈夫などと説明し、依頼者は、次々に投資物件を購入させられてしまいました。
結果的に返済は難しく、全てをリセットすることが好ましい状況であったため、自己破産手続を行うことになりました。
売上減少により事業継続が困難になった法人と法人代表者の破産手続
相談前
新型コロナウイルスという特殊な影響はあるものの、会社の売上が無くなり、事業継続が難しくなった。
会社取引先からの問い合わせが多く、代表者個人の支出でも対応が困難となったため、弁護士への相談を決意。
相談後
各取引先には迷惑をかけるものの、各問合せからは解放され、代表者個人の将来を考えることができるようになった。
法人の負債だけでなく、代表者個人の保証債務も清算されるたため、経済的更生が図れた。
佐々木 輝 弁護士からのコメント
昨今相談が多い、新型コロナウイルスの影響を受けての法人破産事件です。
借入額が増加し、返済開始までの猶予期間を何とかしのいでも、返済開始とともに破産に至る事件が増加しています。
取引先等に影響はありますが、破産手続は、法的に認められた手続きであるため、法人代表者の将来を考えると、非常に有益な手続きです。
早めの相談、対応が求められますので、お困りの方は弁護士へご相談ください。
親族への援助による任意整理
相談前
生活資金が不足した親族へ援助をしたことをきっかけに借り入れを開始。
その後、都度、親族へ援助をした結果、依頼者自身の返済が困難になった。
そこで、確実に返済を実現するため、弁護士へ相談したとのこと。
相談後
依頼者には返済の気持ちが強く、また、長期にはなるものの、少額ずつの返済であれば行える状況であったため、任意整理手続を行うことになった。
債権者には、依頼者の生活状況を踏まえた支払原資額等を説明し、分割返済を行うことで和解が成立した。
佐々木 輝 弁護士からのコメント
依頼者自身に返済の意思があり、実際に分割であれば返済できる家計状況であったため、任意整理を採用しました。
分割返済のための履行テストは行うものの、同テストが返済実施の自信にもなり返済の可能性を高めました。
借金の問題は、早急に対処が求められますので、まずは弁護士へご相談ください。