谷 靖介 弁護士
たに やすゆき

谷 靖介弁護士

弁護士法人リーガルプラス東京法律事務所

東京都中央区日本橋2-2-3 リッシュビル4階401

注力分野
対応体制
  • 24時間予約受付
  • 電話相談可
  • ビデオ相談可
  • 初回相談無料
備考

※電話相談(簡易回答)は、遺留分トラブル(遺産分割は非対応)のみとなります。

解決事例

遺産相続

事例1

不自然な遺言内容に対して弁護士が作成経緯を調査し、紛争が拡大しないよう丁寧に和解調整を進めて適正な遺留分を確保した事案

依頼者: 年代非公開 男性

相談前

母親の相続に関するご相談です。被相続人である母親の相続人は、ご依頼者のB.Sさん(長男)、相手相続人2名(次男、三男)の3名でした。相手相続人がB.Sさんの知らない間に公正証書遺言の作成を手配し、相続が発生後、遺言の存在が明らかとなりました。

法律相談時に、遺言の作成の経緯などに不自然な点や納得しがたい点が多いとのお話があり、B.Sさんの考えをしっかり相手に伝え、また、適正な遺留分を取得する方向でご依頼となりました。

相談後

まずは、遺言の作成経緯について事実の説明や経緯を知るべく、相手相続人に連絡をしました。そして、相手相続人による遺言作成の経緯や母親(被相続人)の遺言作成時の考えなどについては、ご依頼者のB.Sさんにとって納得しかねるものであったことから、B.Sさんの疑問点をしっかりと相手相続人に伝えました。

そのうえで、遺産目録の入手、不動産の価値査定を進め、遺留分の分析を進めました。

相手相続人2名にはそれぞれ別の弁護士がつき、遺留分の支払い自体には応じるとのことで、金額の調整を進めていきました。

相手が遺留分支払い前に相続税の申告を行っており、相続税の処理が複雑化していましたが、ご依頼者のB.Sさんの意向もあり、相続税の既納付分と遺留分支払い額の調整などを進めました。

結果として、適正な遺留分の金額の支払いを受け、追加の納税対応の負担も軽い内容にて解決しました。

谷 靖介 弁護士からのコメント

活動開始当初、ご依頼者のB.Sさんは、「母親の考えとは思えないこのような遺言が勝手に作成されており、弟達が何を考えているのか理解しがたい。」と、困惑や不信感が強い状態でした。

弁護士として、B.Sさんの考えをしっかりと相手に伝えることに注力しました。また、相手相続人も紛争の拡大を望んでいなかったことから、双方の弁護士で和解調整を丁寧に行い、結果として、適正な遺留分を受け取る結果となりました。

遺留分請求の場合、遺言に関する気持ちや基礎遺産の算定などをめぐり、様々な利害調整が必要となります。

家庭裁判所の調停や訴訟に依らず、本件では半年間ほどの協議で適正な遺留分を確保することができ、B.Sさんからは、「信頼関係のない兄弟の相続問題について依頼ができ、かなり心理的な負担が軽減されました。」「順調に進めていただき、すっきりしました。」とのお言葉をいただけました。

事例2

都内の土地が遺産の中心で、当事者間での協議は困難であったが速やかな交渉の結果、代償金提供方式で遺産分割協議が成立した事案

依頼者: 年代非公開 女性

相談前

母親の相続に関するご相談です。被相続人である母親の相続人は、兄(相手相続人)、姉妹(ご依頼者)の3名でした。遺言も残されておらず、法定相続分は、それぞれが1/3でした。

都内の遺産の土地上に相手が建物を所有しており、相手が土地取得を希望している様子でした。当事者で代償金について協議を進めていましたが、金額の開きが大きく、行き違いや感情対立もあり、協議が進まない状況でした。

相談後

初回法律相談から継続法律相談では、ご依頼者のM.Tさんがご自身で協議を進めるための連絡内容や分割の提案方法について、アドバイスを実施していました。

しかしながら、相手相続人の態度が非常に硬く、代償金の調整がつかずにお困りでしたので、お引き受けすることになりました。

まずは弁護士から相手相続人に手紙をお送りし、相手相続人の自宅を訪問しました。

自宅訪問で亡くなられた母親(被相続人)の生活状況など様々なお話をしましたが、相手相続人も遺産分割協議の長期化を望むものではなく、また、家庭裁判所で遺産分割調停や審判になり、M.Tさんの法定相続分(2/3)の権利が確定する事態までは求められると困る、といった状況が判明しました。

相手相続人との協議をふまえて、ご依頼者のM.Tさんと打ち合わせを行いました。当方ご依頼者も、協議や家庭裁判所での調停・審判による解決の長期化や親族間の感情対立を望まないことから、法定相続分より譲歩をした内容の代償金を設定し、遺産分割の提案を行いました。

相続税申告期限が近づき、小規模宅地の特例を用いて相続税申告を図りたい当事者の考えもある中で、相手からの質問や諸連絡に丁寧に対応し、結果として、スムーズに遺産分割協議が成立しました。

分割協議の内容に従い、M.Tさん方は代償金を取得することができました。

谷 靖介 弁護士からのコメント

活動開始当初、ご依頼者のM.Tさんは、「自分で協議しても態度を変えない相手と、弁護士の協議が進むのか」と、非常に心配されていました。また、遺産をめぐるトラブルに、大変お疲れの様子でした。

相手と速やかに接触し、思惑を探っていくと、想定していたよりも相手相続人が紛争の拡大を望んでいないことが判明し、当方で提案方法を工夫して、無事、代償金方式による遺産分割が成立しました。ご依頼から4か月程度で解決にいたり、M.Tさんにはとても喜んでいただけました。

遺産分割協議の場合、お互いの利害や手続きに要する期間・労力・心理的負担を考慮し、時には、法定相続分よりも多少譲歩をして着地を図ることがありますが、そのような視点から短期解決を図った例といえます。

事例3

母親の遺言内容に不自然な点が多いことから弁護士に遺留分侵害額請求を依頼、相続税調整もふまえた適正な遺留分を獲得できた事案

依頼者: 年代非公開 男性

相談前

母親の相続に関するご相談です。被相続人である母親の相続人は、ご依頼者のB.Sさん(長男)、相手相続人2名(次男、三男)の3名でした。相手相続人がB.Sさんの知らない間に公正証書遺言の作成を手配し、相続が発生後、遺言の存在が明らかとなりました。

法律相談時に、遺言の作成の経緯などに不自然な点や納得しがたい点が多いとの話があり、ご依頼者であるB.Sさんの考えをしっかり相手に伝え、また、適正な遺留分を取得する方向でご依頼となりました。

相談後

まずは、遺言の作成経緯について事実の説明や経緯を知るべく、相手相続人に連絡をしました。そして、相手相続人による遺言作成の経緯や母親(被相続人)の遺言作成時の考えなどについては、ご依頼者のB.Sさんにとって納得しかねるものであったことから、B.Sさんの疑問点をしっかりと相手相続人に伝えました。

そのうえで、遺産目録の入手、不動産の価値査定を進め、遺留分の分析を進めました。

相手相続人2名にはそれぞれ別の弁護士がつき、遺留分の支払い自体には応じるとのことで、金額の調整を進めていきました。

相手が遺留分支払い前に相続税の申告を行っており、相続税の処理が複雑化していましたが、ご依頼者であるB.Sさんの意向もあり、相続税の既納付分と遺留分支払い額の調整などを進めました。

結果として、適正な遺留分の金額の支払いを受け、追加の納税対応の負担も軽い内容にて解決しました。

谷 靖介 弁護士からのコメント

活動開始当初、ご依頼者のB.Sさんは「母親の考えとは思えないこのような遺言が勝手に作成されており、弟達が何を考えているのか理解しがたい」と、困惑や不信感が強い状態でした。

弁護士として、ご依頼者の考えをしっかりと相手に伝えることに注力しました。また、相手相続人も紛争の拡大を望んでいなかったことから、双方の弁護士で和解調整を丁寧に行い、結果として、適正な遺留分を受け取る結果となりました。

遺留分請求の場合、遺言に関する気持ちや基礎遺産の算定などをめぐり、様々な利害調整が必要となります。

家庭裁判所の調停や訴訟に依らず、本件では半年間ほどの協議で、適正な遺留分を確保することができ、B.Sさんからは、「信頼関係のない兄弟の相続問題について依頼ができ、かなり心理的な負担が軽減されました。」「順調に進めていただき、すっきりしました。」とのお言葉をいただけました。

事例4

感情的な対立に発展した遺産分割協議で、弁護士が相手と丁寧に接触したことで本音を引き出し、お互いが納得できる提案を行い早期に解決した事案

依頼者: 年代非公開 女性

相談前

東京都内の土地が遺産の中心で、当事者間での協議が困難であったが、弁護士が間に入り速やかな交渉の結果、代償金提供方式で遺産分割協議が成立した事案となります。

母親の相続に関するご相談で、被相続人である母親の相続人は、兄(相手相続人)、姉妹(ご依頼者のM.Tさん)の3名でした。遺言も残されておらず、法定相続分は、それぞれが1/3でした。

都内の遺産の土地上に兄(相手相続人)が建物を所有しており、その兄が土地取得を希望している様子でした。当事者で代償金について協議を進めていましたが、金額の開きが大きく、行き違いや感情対立もあり、協議が進まない状況でした。

相談後

初回法律相談から継続法律相談では、ご依頼者のM.Tさんが自分で協議を進めるための連絡内容や分割の提案方法について、アドバイスを実施していました。

しかしながら、相手相続人の態度が非常に硬く、代償金の調整がつかずにお困りでしたので、お引き受けすることになりました。

まずは弁護士から相手相続人に手紙をお送りし、相手相続人の自宅を訪問しました。

自宅訪問で亡くなられた母親(被相続人)の生活状況など様々なお話をしましたが、相手相続人も遺産分割協議の長期化を望むものではなく、また、家庭裁判所で遺産分割調停や審判になり、ご依頼者であるM.Tさんの法定相続分(2/3)の権利が確定する事態までは求められると困る、といった状況が判明しました。

相手相続人との協議をふまえて、ご依頼者のM.Tさんと打ち合わせを行いました。M.Tさんも、家庭裁判所での調停・審判による解決の長期化や親族間の感情対立を望まないことから、法定相続分より譲歩をした内容の代償金を設定し、遺産分割の提案を行いました。

相続税申告期限が近づき、小規模宅地の特例を用いて相続税申告を図りたいM.Tさんの考えもある中で、相手からの質問や諸連絡に丁寧に対応し、結果として、スムーズに遺産分割協議が成立しました。

分割協議の内容に従い、ご依頼者のM.Tさんは代償金を取得することができました。

谷 靖介 弁護士からのコメント

活動開始当初、ご依頼者のM.Tさんは「自分で協議しても態度を変えない相手と、弁護士の協議が進むのか」と、非常に心配されていました。また、遺産をめぐるトラブルに、大変お疲れのご様子でした。

相手と速やかに接触し、その思惑を探ったところ、想定していたよりも相手相続人が紛争の拡大を望んでいないことが判明し、当方で提案方法を工夫したことで、代償金方式による遺産分割を無事に成立させることができました。ご依頼から4か月程度で解決にいたり、M.Tさんにはとても喜んでいただけました。

遺産分割協議の場合、お互いの利害や手続きに要する期間・労力・心理的負担を考慮し、時には法定相続分よりも多少譲歩をして着地を図ることもありますが、今回はそうした視点から短期解決を図った例となります。

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