木下都議、まさかの議員辞職せず。華麗なる経歴の持ち主が“本当にやりたいこと”とは?

弁護士JP編集部

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木下都議、まさかの議員辞職せず。華麗なる経歴の持ち主が“本当にやりたいこと”とは? 写真:産経新聞社

“無免許議員”がついに姿を現した。

7月の東京都議選期間中、無免許運転で人身事故を起こしていたことが発覚し、「体調不良」を理由に議会を欠席し続けていた木下富美子都議(55)。11月9日、当選後初の登庁で議長らと面会し、議員辞職をしない意向を伝えた。

これを受け、SNSは「うそだろ?」「厚顔無恥」「報酬返せ!」「12月のボーナス支給狙ってるわ」など大炎上中だ。

木下都議のホームページは現在、従来のコンテンツはすべて非表示となっており、最初に報道のあった7月上旬より順次発表した謝罪文が3つ掲載されているのみ。議員継続の意向を示した11月9日公開の謝罪文によると、議会を欠席している間の報酬については「受け取るべきではない」として、NPO法人などの団体に寄付したとのこと(議員報酬の受け取りを拒否すると、“東京都へ寄付”したとして公職選挙法違反となる)。活動再開後の報酬の扱いは不明だが、議会欠席期間中の報酬については一応、誠実な対応をしているようだ。

木下議員のホームページに掲載されている謝罪文
11月9日現在、Twitterも非公開になっている

事故発覚から約4カ月におよび議会を欠席し、都議会で2回も辞職勧告が決議された末の議員継続表明。グダグダな対応が目に余るが、“無免許議員”として有名になる前の彼女について調べてみると、その華麗なる経歴に驚く。ノーベル賞受賞者も排出した名古屋の名門・向陽高校を卒業後、東京外国語大学に進学。1990年に博報堂に入社し、地域ブランディングのプロジェクトを立ち上げたり、内閣府の男女共同参画局に出向して広報責任者を務めたりと、ビジネスシーンの第一線で大活躍していたのだ。

2017年に都議選に立候補し初当選を果たした後も「いつでも相談できる都議」として毎月無料相談会を開催。プライベートではシングルマザーとして、ひとり娘と保護猫と暮らしており、先の都議選でも「女性目線でやさしい社会」「こどもファースト」「動物愛護」などを重点政策として掲げていた。

木下議員のホームページ2021年東京都議選の公約(東京都選挙管理委員会事務局ホームページより)

木下議員は今後、都議としての活動を継続していくにあたり、いばらの道を歩むことになるだろう。体調も思わしくないというが、それを乗り越えてまで成し遂げたいこととは何なのか。本人に問い合わせたが、11月9日19時40分の時点で回答は得られていない。

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