解決事例
犯罪・刑事事件
【傷害】あおり運転がきっかけで喧嘩。傷害容疑で事情聴取→不起訴処分を獲得。
相談前
私たちアトム法律事務所弁護士法人の解決事案です。
被害者があおり運転を行い、加害者であるご依頼者様の息子様が腹を立て、自車を停止させて被害者に詰め寄り注意したところ喧嘩に発展した事件です。
その結果、被害者と加害者の双方が傷害容疑で事情聴取を受けました。
相談後
今回はいわゆるあおり運転がきっかけで喧嘩に発展し、被害者と加害者の双方が傷害容疑で事情聴取を受けたという事案です。
裁判官に意見書を提出することで勾留を回避し、早期釈放を実現。その後は被害者に謝罪と賠償を尽くし、示談を締結するなどした結果、最終的には不起訴処分を獲得することができました。
岡野 武志 弁護士からのコメント
今回は、あおり運転に端を発する喧嘩が傷害事件に発展したという事案でした。
このケースのように、被害者と加害者の双方に非がある場合、たとえ自分の方に分があると思っていても、進展によっては不利な方向に進んでしまうことがあります。
ご自身の言い分を捜査機関や裁判官に適切に伝え、そうした事態を防ぐためにも、できる限り早い段階で弁護士に相談していただくことが重要です。
【わいせつ】カラオケ店でわいせつ行為→示談が締結され、不起訴処分に。
相談前
私たちアトム法律事務所弁護士法人の解決事案です。
加害者であるご依頼主様が、カラオケ店において泥酔し意識不明となった被害者女性に対し、胸を触るなどのわいせつ行為をした上スマートフォンで撮影し、準強制わいせつとなった事件です。
相談後
今回のケースは、意識のない被害者女性に対しわいせつな行為を行った結果、準強制わいせつの罪に問われたという事案です。
ご依頼主様は逮捕され、20日間にわたる勾留が行われましたが、被害者の方に謝罪と賠償を尽くした結果示談が締結され、不起訴処分となるに至りました。
岡野 武志 弁護士からのコメント
準強制わいせつ罪は、その言葉の響きから「強制わいせつ罪の軽い版」と思われがちです。
しかしそうした認識は誤っており、準強制わいせつ罪は、酩酊状態などで抵抗のできない状態にある者に対してのわいせつ行為を対象としており、刑罰の内容は強制わいせつ罪と全く変わりません。
今回のご依頼者様は準強制わいせつ罪に問われることとなりましたが、被害者の方に謝罪を尽くした結果、最終的に不起訴処分となりました。
また勤めていた会社については解雇を覚悟されておられましたが、会社側と頻繁に連絡を重ねるなどした結果、そのような事態も回避することができました。